体験型アドベンチャーみたいな感じで、映画を見ている人がそのまま映画のストーリーの中に居るようにして体験できる、っていう設定の夢を見てですね。
私の他にも数名、その話を見ているので、一塊になってこう、ぽつんと立ってるんですよ。周りで登場人物たちが話したり移動したりするのを、見つめてるんです。
勿論私たちは「話の中にはいない人=視聴者」なので、登場人物たちには見えてない。
かいつまんで言うと、ストーリー自体は、主人公の男が不思議な男と話をして、不安を感じて自分の住んでいる施設に戻ると、なぜかそこで自分が死んでいる、というものでした。
ベッドの上にはもうすでに死んでいる男。それが主人公と話をした不思議な男で、その横で、床に倒れて血塗れになりながらビクビク痙攣しているのが、主人公の男。
何で部屋に飛び込んだ主人公が、既にそこで死にかけてるのか分からない。
けど、多分、今まで活動していた主人公は幽霊だったんでしょうね。魂だけで動いていた、みたいな。それに戦いている主人公(魂)の前で、唐突にベッドで死んでいた男が起き上がる。
起き上がった死体はそのまま出口に向かって、そこで振り返り、主人公(魂)に向かって言うのです。
「もう手遅れだ」
視線が指した先で、主人公(身体)はもうぴくりともしてなくて、ああ死んでしまったんだ、と私は思うわけですよ。視聴者なので。
で、そうしたらですね、その死体がなぜかこちらを向いて、つかつか歩み寄ってきて、あろうことか手伸ばしてきて、首を絞めようとしたんですよ。
うわ死ぬ!何で見えてんの!?と思った瞬間に目覚めたらしいのですが、目開けた瞬間に、目の前でふわっと消えてく両手がありました。
夢の残像を現実で見たの初めてで!ほんとビックリでしたね!おもしろかったです!
人間の視覚は、時々頭に騙されてしまうので、多分今まで見ていた映像がそのまま目の前に転写された状態だったんだと思います。吃驚しましたねー。
こんな感じの夢を、大抵見ています。面白いです。
お粗末様でした。